異字同訓

このコンテンツは、間違いやすい「異字同訓」の使い分けの用例を示したものです。
※文化庁の『「異字同訓」の漢字の使い分け例(報告)』を参考にしています。

あう(会合遭)

う】主に人と人が顔を合わせる。
客と会う時刻。人に会いに行く。駅でばったり友人と会った*。投票に立ち会う。二人が出会った場所**。
う】一致する。調和する。互いにする。
意見が合う。答えが合う。計算が合う。目が合う。服が体に合う。好みに合う。部屋に合った家具。割に合わない仕事。会議で話し合う。幸運に巡り合う**。
う】思わぬことや好ましくない出来事に出くわす。
思い掛けない反対に遭う。災難に遭う。にわか雨に遭う。
  • *「駅でばったり友人とあった」の「あう」については、「思わぬことに出くわす」という意で「遭」を当てることもあるが、「友人と顔を合わせる」という視点から捉えて、「会」を当てるのが一般的である。
  • **「出会う」は、「人と人が顔を合わせる」意だけでなく、「生涯忘れられない作品と出会う」のように、「その人にとって強い印象を受けたもの、価値あるものなどに触れる」意でもよく使われる。また、「事故の現場に出合う」や「二つの道路が出合う地点」のように、「思わぬことや好ましくない出来事に出くわす。合流する」意では「出合う」と表記することが多い。
    「巡りあう」の「あう」についても、「互いに出くわす」意で「合」を当てるが、「出くわす」ものが人同士の場合には「人と人が顔を合わせる」という視点から捉えて、「会」を当てることもできる。

あからむ(赤明)

らむ】明るくなる。
日が差して部屋の中が明らむ。次第に東の空が明らんでくる。
らむ】赤くなる。
顔が赤らむ。夕焼けで西の空が赤らむ。

あがる(上揚挙)

がる】位置・程度などが高い方に動く。与える。声や音を出す。終わる。
二階に上がる。地位が上がる。成果が上がる。歓声が上がる。雨が上がる。
がる】はっきりと示す。結果を残す。執り行う。こぞってする。捕らえる。
手が挙がる。
がる】空中に浮かぶ。場所を移す。油で調理する。
国旗が揚がる。花火が揚(上)がる*。
  • *「花火があがる」は、「空中に浮かぶ」花火の様子に視点を置いて「揚」を当てるが、「空高く上がっていく(高い方に動く)」花火の様子に視点を置いた場合には「上」を当てることが多い。

あく(明空開)

く】目が見えるようになる。期間が終わる。遮っていたものがなくなる。
子犬の目が明く。らちが明かない。
く】からになる。
席が空く。空き箱。
く】ひらく。
幕が開く。ドアが開かない。

あける(明空開)

ける】目が見えるようになる。期間が終わる。遮っていたものがなくなる。
夜が明ける。年が明ける。喪が明ける。
ける】からになる。
家を空ける。時間を空ける。
ける】ひらく。
店を開ける。窓を開ける。そっと目を開ける。

あげる(上揚挙)

げる】位置・程度などが高い方に動く。与える。声や音を出す。終わる。
料金を引き上げる。腕前を上げる。お祝いの品物を上げる。
げる】はっきりと示す。結果を残す。執り行う。こぞってする。捕らえる。
例を挙げる。勝ち星を挙げる。式を挙げる。国を挙げて取り組む。全力を挙げる。犯人を挙げる。
げる】空中に浮かぶ。場所を移す。油で調理する。
たこ揚げをして遊ぶ。船荷を揚げる。海外から引き揚げる。天ぷらを揚げる。
  • *「花火があがる」は、「空中に浮かぶ」花火の様子に視点を置いて「揚」を当てるが、「空高く上がっていく(高い方に動く)」花火の様子に視点を置いた場合には「上」を当てることが多い。

あし(足脚)

】動物の胴から下に伸びた部分。また、それに見立てたもの。
キリンの長い脚。脚の線が美しい。机の脚(足)*。
】足首から先の部分*。歩く、走る、行くなどの動作に見立てたもの。
足に合わない靴。足の裏。足しげく通う。逃げ足が速い。出足が鋭い。客足が遠のく。足が出る。
  • *「足」は、「脚」との対比においては「足首から先の部分」を指すが、「足を組む」「足を伸ばす」「手足が長い」など、「胴から下に伸びた部分」を指して用いる場合もある。「机のあし」に「足」を当てることができるのは、このような用い方に基づくものである。

あたい(値価)

】値段。価格。
手間に見合った価を付ける。
】値打ち。文字や式が表す数値。
千金の値がある。称賛に値する。未知数xの値を求める。

あたたかい(温暖温)

かい】寒くない(主に気象や気温で使う)。
暖かい日差し。
かい】冷たくない。愛情や思いやりが感じられる。
温かい料理。温かい心。温かい人柄。温かいもてなし。

あたたかだ(温暖温)

かだ】寒くない(主に気象や気温で使う)。
暖かな毛布。
かだ】冷たくない。愛情や思いやりが感じられる。
温かな家庭。

あたたまる(温暖温)

まる】寒くない(主に気象や気温で使う)。
暖まった空気。
まる】冷たくない。愛情や思いやりが感じられる。
心温まる話。

あたためる(温暖温)

める】寒くない(主に気象や気温で使う)。
室内を暖める。
める】冷たくない。愛情や思いやりが感じられる。
スープを温める。

あつい(熱暑)

い】不快になるくらい気温が高い。
今年の夏は暑い。暑さ寒さも彼岸まで。日中はまだまだ暑い。暑い部屋。暑がり屋。
い】温度がとても高く感じられる。感情が高ぶる。
お茶が熱くて飲めない。熱い湯。熱くなって論じ合う。熱い声援を送る。熱い思い。

あてる(当充宛)

てる】ある目的や用途に振り向ける。
建築費に充てる。後任に充てる。地下室を倉庫に充てる。
てる】手紙などの届け先とする。
本社に宛てて送られた書類。手紙の宛先。
てる】触れる。的中する。対応させる。
胸に手を当てる。ボールを当てる。くじを当てる。仮名に漢字を当てる。

あと(後跡痕)

】(⇔先・前)。順序や時間などが遅いこと。次に続くもの。
後の祭り。後から行く。後になり先になり。事故が後を絶たない。社長の後継ぎ。
】傷のように生々しく残る印。
壁に残る弾丸の痕。手術の痕。台風の爪痕。傷痕が痛む。
】通り過ぎた所に残された印。何かが行われたり存在したりした印。家督。
車輪の跡。船の通った跡。苦心の跡が見える。縄文時代の住居の跡。立つ鳥跡を濁さず。父の跡を継ぐ。旧家の跡継ぎ。

あぶら(油脂)

】常温で液体状のもの(主に植物性・鉱物性)。
事故で油が流出する。ごま油で揚げる。火に油を注ぐ。水と油。
】常温で固体状のもの(主に動物性)。皮膚から分泌される脂肪。
牛肉の脂。脂の多い切り身。脂ぎった顔。脂汗が出る。脂が乗る年頃。

あやしい(怪妖)

しい】なまめかしい。神秘的な感じがする。
妖しい魅力。妖しく輝く瞳。宝石が妖しく光る。
しい】疑わしい。普通でない。はっきりしない。
挙動が怪しい。怪しい人影を見る。怪しい声がする。約束が守られるか怪しい。空模様が怪しい。

あやまる(誤謝)

る】間違う。
使い方を誤る。誤りを見付ける。言い誤る。
る】わびる。
謝って済ます。落ち度を謝る。平謝りに謝る。

あらい(荒粗)

い】細かくない。雑である。
網の目が粗い。きめが粗い。粗塩。粗びき。仕事が粗い。
い】勢いが激しい。乱暴である。
波が荒い。荒海。金遣いが荒い。気が荒い。荒療治。

あらわす(表現著)

す】隠れていたものが見えるようになる。
姿を現す。本性を現す。馬脚を現す。
す】本などを書いて世に出す。
書物を著す。
す】思いが外に出る。表現する。表に出る。
喜びを顔に表す。言葉に表す。

あらわれる(表現)

れる】隠れていたものが見えるようになる。
太陽が現れる。救世主が現れる。
れる】思いが外に出る。表現する。表に出る。
甘えが態度に表れる。不景気の影響が表れる。

ある(有在)

る*】存在する。
財宝の在りかを探る。教育の在り方を論じる。在りし日の面影。
る*】(⇔無い)。備わる。所有する。ありのままである。
有り余る才能。有り合わせの材料で作った料理。有り金。有り体に言えば。
  • *「財源がある」「教養がある」「会議がある」「子がある」などの「ある」は、漢字で書く場合、「有」を、また、「日本はアジアの東にある」「責任は私にある」などの「ある」は「在」を当てるが、現在の表記実態としては、仮名書きの「ある」が一般的である。

あわせる(合併)

せる】別のものを並べて一緒に行う。
両者を併せ考える。交通費を併せて支給する。併せて健康を祈る。清濁併せのむ。
わせる】一つにする。一致させる。合算する。
手を合わせて拝む。力を合わせる。合わせみそ。時計を合わせる。調子を合わせる。二人の所持金を合わせる。

いく・ゆく(行逝)

く】移動する。進む。過ぎ去る。
電車で行く。早く行こう。仕事帰りに図書館に行った。仕事がうまく行かない。行く秋を惜しむ。
く】亡くなる。
彼が逝って3年たつ。安らかに逝った。多くの人に惜しまれて逝く。

いたむ(痛傷悼)

む】傷が付く。壊れる。質が劣化する。
家の傷みがひどい。髪が傷む。傷んだ果物。
む】人の死を嘆き悲しむ。
故人を悼む。親友の死を悼む。
む】肉体や精神に苦痛を感じる。
足が痛む。今でも胸が痛む。

いためる(痛傷)

める】傷が付く。壊れる。質が劣化する。
引っ越しで家具を傷める。
める】肉体や精神に苦痛を感じる。
腰を痛める。借金の返済に頭を痛める。

いる(入要)

る】中にはいる。ある状態になる。
念入りに仕上げる。仲間入り。気に入る。恐れ入る。悦に入る。
る】必要とする。
金が要る。保証人が要る。親の承諾が要る。何も要らない。

うける(受請)

ける】与えられる。応じる。好まれる。
注文を受ける。命令を受ける。ショックを受ける。保護を受ける。相談を受ける。若者に受ける。
ける】仕事などを行う約束をする。
入札で仕事を請ける。納期を請け合う。改築工事を請け負う。下請けに出す。

うた(歌唄)

】邦楽・民謡など。
小唄の師匠。長唄を習う。馬子唄が聞こえる。
】曲の付いた歌詞。和歌。
小学校時代に習った歌。美しい歌声が響く。古今集の歌。

うたう(歌謡)

う】節を付けて声を出す。
童謡を歌う。ピアノに合わせて歌う。
う】謡曲をうたう。
謡曲を謡う。結婚披露宴で「高砂(たかさご)」を謡う。

うつ(打討撃)

つ】強く当てる。たたく。あることを行う。
くぎを打つ。転倒して頭を打つ。平手で打つ。電報を打つ。心を打つ話。碁を打つ。芝居を打つ。逃げを打つ。
つ】鉄砲などで射撃する。
拳銃を撃つ。いのししを猟銃で撃つ。鳥を撃ち落とす。敵を迎え撃つ。
つ】相手を攻め滅ぼす。
賊を討つ。あだを討つ。闇討ち。義士の討ち入り。相手を討ち取る。

うつす(写映)

す】そのとおりに書く。画像として残す。透ける。
書類を写す。写真を写す。
す】画像を再生する。投影する。反映する。印象を与える。
ビデオを映す*。スクリーンに映す。時代を映す流行語。
  • *「ビデオに写る」は、被写体として撮影され、画像として残ることであるが、その画像を再生して映写する場合は「ビデオを映す」と「映」を当てる。「ビデオに映る姿」のように、再生中の画像を指す場合は「映」を当てることもある。また、防犯ビデオや胃カメラなど、撮影と同時に画像を再生する場合も、再生する方に視点を置いて「ビデオに映る」と書くこともできる。

うつる(写映)

る】そのとおりに書く。画像として残す。透ける。
ビデオに写る*。裏のページが写って読みにくい。
る】画像を再生する。投影する。反映する。印象を与える。
壁に影が映る。鏡に姿が映る。彼の態度は生意気に映った。
  • *「ビデオに写る」は、被写体として撮影され、画像として残ることであるが、その画像を再生して映写する場合は「ビデオを映す」と「映」を当てる。「ビデオに映る姿」のように、再生中の画像を指す場合は「映」を当てることもある。また、防犯ビデオや胃カメラなど、撮影と同時に画像を再生する場合も、再生する方に視点を置いて「ビデオに映る」と書くこともできる。

うまれる(生産)

まれる】誕生する。新しく作り出す。
京都に生まれる。子供が生まれる*。下町の生まれ。
まれる】母の体外に出る。
予定日が来てもなかなか産まれない。
  • *「子供がうまれる」については、「母の体外に出る(出産)」という視点から捉えて、「産」を当てることもあるが、現在の表記実態としては、「誕生する」という視点から捉えて、「生」を当てるのが一般的である。

うむ(生産)

む】誕生する。新しく作り出す。
新記録を生む。傑作を生む。
む】母の体外に出る。
卵を産み付ける。来月が産み月になる。

うれい(憂愁)

い】もの悲しい気持ち。嘆き悲しむ。
春の愁い。愁いに沈む。
い】心配すること。心を痛める。
後顧の憂い。災害を招く憂いがある。

うれえる(憂愁)

える】もの悲しい気持ち。嘆き悲しむ。
友の死を愁える。
える】心配すること。心を痛める。
国の将来を憂える。

おかす(犯侵冒)

す】領土や権利などを侵害する。
国境を侵す。権利を侵す。学問の自由を侵す。
す】あえて行う。神聖なものを汚す。
危険を冒す。激しい雨を冒して行く。尊厳を冒す。
す】法律や倫理などに反する。
法を犯す。過ちを犯す。罪を犯す。ミスを犯す。

おくる(送贈)

る】金品などを人に与える。
お祝いの品を贈る。感謝状を贈る。名誉博士の称号を贈る。
る】届ける。見送る。次に移す。過ごす。
荷物を送る。声援を送る。送り状。卒業生を送る。順に席を送る。楽しい日々を送る。

おくれる(遅後)

れる】後ろになる。取り残される。
先頭から後(遅)れる*。人に後(遅)れを取る*。気後れする。後れ毛。死に後れる。
れる】時刻や日時に間に合わない。進み方が遅い。
完成が遅れる。会合に遅れる。手遅れになる。開発の遅れた地域。出世が遅れる。
  • *「先頭からおくれる」については、「先頭より後ろの位置になる」という意で「後」を当てるが、「先頭より進み方が遅い」という視点から捉えて、「遅」を当てることもできる。
    また、「人におくれを取る」についても、このような考え方で、「後」と「遅」のそれぞれを当てることができる。

おこす(起興)

す】始めて盛んにする。
産業を興す。没落した家を興す。
こす】立たせる。新たに始める。発生する。目を覚まさせる。
体を起こす。訴訟を起こす。事業を起こす*。やる気を起こす。朝早く起こす。
  • *「事業をおこす」の「おこす」については、「新たに始める」意で「起」を当てるが、その事業を「(始めて)盛んにする」という視点から捉えて、「興」を当てることもできる。

おこる(起興)

る】始めて盛んにする。
国が興る。
こる】立たせる。新たに始める。発生する。目を覚まさせる。
持病が起こる。物事の起こり。事件が起こる。

おさえる(押抑)

える】勢いを止める。こらえる。
物価の上昇を抑える。反撃を抑える。要求を抑える。怒りを抑える。
さえる】力を加えて動かないようにする。確保する。つかむ。手などで覆う。
紙の端を押さえる。証拠を押さえる。差し押さえる。要点を押さえる。耳を押さえる。

おさまる(収納治修)

まる】人格や行いを立派にする。身に付ける。
まる】中に入る。収束する。手に入れる。良い結果を得る。
博物館に収まる。争いが収まる。丸く収まる。
まる】問題のない状態になる。統治する。
痛みが治まる。せきが治まる。国内がよく治まる。
まる】あるべきところに落ち着く。とどめる。引き渡す。終わりにする。
国庫に納まる。社長の椅子に納まる。

おさめる(収納治修)

める】人格や行いを立派にする。身に付ける。
身を修める。学を修める。ラテン語を修める。
める】中に入る。収束する。手に入れる。良い結果を得る。
目録に収める。手中に収める。効果を収める。成功を収める。
める】問題のない状態になる。統治する。
領地を治める。
める】あるべきところに落ち着く。とどめる。引き渡す。終わりにする。
税を納める。に納める。注文の品を納める。歌い納める。見納め。

おす(押推)

す】上や横などから力を加える。
ベルを押す。印を押す。横車を押す。押し付けがましい。
す】推薦する。推測する。推進する。
会長に推す。推して知るべしだ。計画を推し進める。

おそれ(恐畏虞)

れ】おそろしいと感じる。
死への恐れが強い。報復を恐れて逃亡する。
れ】おそれ敬う。かたじけなく思う。
神仏に対する畏れ。師を畏れ敬う。畏(恐)れ多いお言葉*。
**】心配・懸念。
  • *「おそれ多いお言葉」の「おそれ」については、「かたじけなく思う」という意で「畏」を当てるが、「恐れ入る」「恐縮」などの語との関連から、「恐」を当てることも多い。
  • **「公の秩序又は善良の風俗を害する虞がある……(「日本国憲法」第82 条)」というように、「心配・懸念」の意で用いる「おそれ」に対して「虞」を当てるが、現在の表記実態としては、「恐れ」又は「おそれ」を用いることが一般的である。

おそれる(恐畏)

れる】おそろしいと感じる。
失敗を恐れるな。
れる】おそれ敬う。かたじけなく思う。

おどる(踊躍)

る】リズムに合わせて体を動かす。操られる。
音楽に乗って踊る。盆踊り。踊り場。踊らされて動く。甘言に踊らされる。
る】跳び上がる。心が弾む。
吉報に躍り上がって喜ぶ。小躍りする。胸が躍る思い。心躍る出来事。

おもて(表面)

】(⇔裏)。表面や正面など主だった方。公になること。家の外。
表と裏。表玄関。表参道。畳の表替え。表向き。不祥事が表沙汰になる。表で遊ぶ。
】顔。物の表面や外面。
面を伏せる。湖の面に映る山影。批判の矢面に立つ。

おりる(降下)

りる】上から下へ動く。切り落とす。引き出す。新しくする。
幕が下りる。錠が下りる。許可が下りる。
りる】乗り物から出る。高い所から低い所へ移る。辞めさせる。
電車を降りる。高所から飛び降りる。月面に降り立つ。霜が降りる。

おろす(降下卸)

ろす】上から下へ動く。切り落とす。引き出す。新しくする。
肩の荷を下ろす。腰を下ろす。枝を下ろす。貯金を下ろす。下ろし立ての背広。書き下ろしの短編小説。
す】問屋が小売店に売り渡す。
小売りに卸す。定価の6掛けで卸す。卸売物価指数。卸問屋を営む。卸値。
ろす】乗り物から出る。高い所から低い所へ移る。辞めさせる。
病院の前で車から降ろす。主役から降ろされる。